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薄切り肉で学ぶ皮むけ乾燥肌改善方法

セラミドを肌に補うとどうなるのか?

簡単にイメージするなら、角質の構造を知ってください。

皮むけ正体の角質がどうなっているかを薄い肉で例えると……

かなり薄い肉=角質(剥け落ちるもの)

肌の最表面は、薄切り肉が20枚くらい重なっていると思ってください。

薄切り肉=角質細胞

です。

角質細胞がが20枚ほど重なっているのが角質層。肌の一番表面にあります。

白く薄く剥けている物体は、この角質層の薄い角質細胞一枚一枚です。つまり薄切り肉一枚です。

乾いた薄切り肉は縮んで重なりにくく崩れやすい

新鮮で水分を多く含んだ薄切り肉と、古くなってカピカピに乾燥した薄切り肉。

前者はしっとりして柔らかい。なので肉同士が密着して積み上げやすいはず。

でも乾いた薄切り肉を20枚積み上げるのは難しいですよね?

薄切り肉が乾いて縮み上がり、ウネウネしています。そのため肉同士の隙間が大きくなって、肉同士が密着しないからです。

非常に不安定。これが乾燥による皮むけ肌と同じ状態

ターンオーバーが乱れると、NMFという保水成分が角質細胞内に不足します。さらに角質が未熟に育ちます。

つまり、薄切り肉が小さくて乾いている。さらに隙間が増えてしまいますよね。

薄切り肉イメージで一般的保湿ケア効果を検証してみよう

化粧水で乾いた角質は元に戻らない

化粧水で水分をたっぷり与えてみましょう。

一度乾いた肉って、新鮮な状態のみずみずしさに戻りますか?

戻らないですよね?

肉も角質細胞も、一度乾いてしまうと水分を外から与えても十分に吸収できないのです。もし吸収するのなら、化粧水で保湿したあとすぐにまた乾かないでしょう。

つまり、乾燥が原因だからといって、たっぷり肌に水分を与えても皮むけが解消されないのが分かりますよね。

しかも、ドバドバと水分が肉同士の隙間に流れ込んだらどうでしょうか?むしろ積み上げられた状態が不安定になりませんか?保湿のやり過ぎで肌が脆くなるのはこのためです。

保湿クリーム効果も実は表面だけ

保湿クリームなどで表面をたっぷり保護してあげましょう。

薄切り肉が積み重なった表面にバターを塗るようなものですね。

確かに、乾いた薄切り肉が多少はしっとりします。油なので。

しかし、潤って落ち着くのは一番表面のお肉だけ。2枚目以降はカピカピのままです。

つまり、保湿クリームなどでしっかり保湿してあげると、いかにも肌が潤っているように感じますが、角質層内部はカピカピのまま

ただ、水分蒸発を抑える、表面の角質がめくれるのを遅くできるというターンオーバー関連の好結果はあるということですね。

細胞間脂質のエース「セラミド」の良さを再確認

ではでは、セラミドを補ってみるとどうでしょうか?

剥がれそうな角質をつなぎとめてくれる

薄切り肉の隙間に、バターやマヨネーズを塗るようなものです。

そうすると乾いた薄切り肉でもお互いが多少はくっつきますよね?何もないより。

角質細胞同士を接着する。これがセラミドを中心とした細胞間脂質の一つの役割なんです。

実際に角質を一枚一枚めくってセラミドを塗ることはできませんが、セラミドは角質層に十分浸透していくので同じ状態になります。

角質同士はコルネオデスモゾームというジョイントみたいなものでくっついていますが、肌表面ではこれが外れかけて弱っています。垢となって剥がれるため準備をしておく必要があるからです。

しかし、皮むけ肌のように次々と剥がれられては困るわけ。なので細胞間脂質がそれをつなぎとめているのです。

肌水分量を維持してバリア機能アップ

セラミドが角質同士の隙間に増えました。

するとどうなるかというと、

角質
セラミド
水分
セラミド
角質

というサンドイッチ状態になり、肌奥から染み出してくる水分をキャッチしてキープするようになります

つまり肌水分量が上昇する。乾燥状態が緩和されるというわけです。

さらに角質の隙間も塞がるので、水分が逃げづらく、外部からの異物侵入も防げます。これがバリア機能です。

セラミド補給が以下に理にかなっているか分かりますよね。

セラミドが現状一番いい対策

セラミド以外じゃダメなの?

というと他にもあります。要は、角質細胞の隙間に充満し、水分を保持しつつ角質を他作法くっつけくれればいいので、他の成分でも不可能ではないでしょう。

ただ皮膚構造上、セラミドが一番ベストなのは間違いありません

ヒアルロン酸でも何でもいいのですが、最も安定して水分を保持し、肌なじみ、定着性が高いのは断トツでセラミドです。

何より、角質同士の接着剤となる細胞間脂質の主人公ですからね。セラミド不足が乾燥肌も皮むけも招くわけなので、これを使わない手はないっていうことです。