乾燥肌で顔の皮が剥ける!保湿が効かない場合は?

そのままじゃ保湿しても皮が剥けるの変わらない

乾燥がひどくなると、肌から水分が抜けきって白く、薄く皮がむけてきます。

じゃあ保湿だ!

となりますが、だいたいは保湿しても治らないことが目立ちます。

なぜなら、そこまで乾燥した原因が解決していないのと、一般的な保湿方法では乾燥皮剥け肌には効果がないからです。

つまり、原因と有効な保湿対策ができれば、ひどい乾燥状態から脱却。それによる皮剥け肌がピタッと落ち着くことが期待できます。

むしろ治らない方法を繰り返していると、余計な刺激を与えて顔が真っ赤になってしまうトラブルにも…

なぜ保湿しても乾燥皮剥けが治まらないの?

当たり前ですが、原因が解決するか、多少は改善されないと、有効な対策の効果はほとんど現れません。

お金が足りないからとバイトを増やして収入が増えても、無駄な出費がある場合はそれを改善しないと家計の苦しさは良くならないのと同じです。

では、顔の肌の皮が乾燥で剥けるというのは、当然「乾燥」が原因なのですが、保湿してもそれが良くならない状態。

その乾燥の根本原因は何か?

これを知らないとどうしようもありませんよね。

皮剥けは乾いたティッシュと同じ状態と考えて

白く薄くポロポロとむけてくる皮膚は角質細胞の塊です。

肌表面の角質層は、ちょうどティッシュペーパーが何重にも重なっているような状態。

ティッシュペーパーをそのまま重ねても、ちょっと息を吹きかければバラバラになりますよね?これが今のあなたの皮膚状態。

でも、上から霧吹きなどで水分を与えて湿らせてあげればどうでしょうか?

ティッシュペーパーがお互いにくっついてまとまり、指で摘んでも剥がれないでしょう。これが乾燥による皮剥け肌になるかどうかの仕組みです。

セラミド不足で保湿は意味をなさなくなる

やはり肌水分を増やす保湿が重要じゃないか!?

となりますが、ティッシュペーパーはそれ自体に水分を含む機能がありますが、肌の角質細胞にはその機能があまりありません。

そのため、化粧水で水分をたっぷり与えても水分を保持できません。

では、潤って綺麗な肌の人は、一体どうやって肌に水分をキープしているのか?

それがセラミドです。

ここで乾燥皮剥け肌の大きなポイントとなります。

つまり、セラミドが不足しているから肌に水分を蓄えることができない、だから乾いたティッシュペーパーのように角質が剥けてしまう…というわけです。

だから、セラミドを増やせば万事解決となりそうなのですが、そうは簡単にいかないから厄介なんです。

ここで、セラミド不足の原因と、保湿が効かないという2つの問題が出てきます。

女性に多い乾燥皮剥けを作る原因

皮が剥けてくるほどの乾燥肌の人は、先天的な遺伝体質や、何か皮膚疾患などにかかっていないのであれば、日常でセラミドを自分で減らしている生活をしています。

乾燥肌による皮が剥ける症状を何とかしたいなら、このセラミドを減らす生活習慣を少しでも改善しないかぎり、あとで述べる有効な保湿対策をしても満足いく肌にはなりませんよ。

原因No.1は洗顔・クレンジングにあり

セラミドは肌表面の角質層にあります。

そして、セラミドは脂質性があります。つまり、皮脂と似ているということ。

また、お化粧のメイク成分も油分がありますよね?

ということは、洗顔・クレンジングでセラミドは、汚れやメイクと一緒に落ちてしまうということです。

でも、大半の人は洗顔・クレンジングで皮が剥けるほどまで乾燥しません。

それば、減少したセラミドはちゃんと元に戻るからです。

しかし、その減少量が、戻る量より多くなると、次第にセラミド不足が進行。日中でも乾燥して皮が浮き上がってきて、ファンデーションがザラザラになってくるようになります。

女性の場合は、この洗顔・クレンジングのやり過ぎというのが皮剥け肌の発端となっているケースが非常に多いです。

なぜなら、男性の場合はあまり顔の肌が皮剥けで悩むというケースが、女性に比べて圧倒的に少ないからです。男性はあまり洗顔に時間をかけませんし、むしろ水洗顔の人も多いです。それに化粧もしないからクレンジングもしませんしね。

だから女性の場合、洗顔とクレンジングは今よりマイルドに、かつ短時間で済ませるようにしないかぎり、ほぼ皮剥け乾燥肌は改善されないと思っていいでしょう。

女性特有の肌に触れる回数が乾燥を悪化させる

セラミドは角質層の中にありますが、それが減少するパターンは洗顔など以外に、直接物理的になくなる原因もあります。

それこそ皮剥けです。

セラミドは角質細胞同士の隙間に詰まっている液状状態のようなものです。

皮むけするということは、裏にあるセラミドが表に出てきて流れでやすくなるということです。

そして皮が剥ける症状に至るまで、洗顔やクレンジング、はたまたメイクや癖などで顔の肌に手やブラシ、パフなどが触れる回数が多ければ多いほど、気づかない内に角質が剥がれていきます。

それが積み重なってセラミド不足が発症。肌水分量が維持できなくなり、角質細胞が自己崩壊を起こして皮剥けとなります。

つまり、肌に触れる回数が多ければ多いほどセラミド不足になりやすいということ。

これも男性より女性のほうが乾燥肌が多い、皮剥け症状が多いのと事情が一致していますよね。

その保湿は保湿じゃない?必要なのは「保水ケア」

しかし、こういった皮剥け症状の根本原因である、重度の乾燥肌、セラミド不足を作る習慣はなかなか治りません。

特に女性は無意識に、ある意味本能的にやっており、完全に癖になっていてなかなか改善されません。

そこでやはり保湿ケアに頼ることになるのですが、みなさん既にいろいろ試していることと思います。

でも保湿効果が感じられないのでは?

それは、保湿という言葉に若干の勘違いがあるからです。

セラミド不足は穴の空いたバケツと同じ

保湿というと、漢字のとおり、「湿り気を維持する」ことです。

それはつまり、肌に水分を与えて維持するということなのですが、ここまで読んだ人にはお分かりのように、水分を維持するセラミドが不足しているんですよね、皮剥け肌には。

なので、一般的な保湿、つまり水分を与えて維持しようとしても、セラミドがないから保湿が続かないのです。

これが、乾燥皮剥け肌に保湿ケアが効かない理由です。

いわば、穴の空いたバケツに、必死に水を入れようとしているだけ。無駄なんです。

せめて、剥けそうになっている角質が一時的に湿って、剥がれるのが遅れるだけです。

セラミドがない肌というのは、ティッシュペーパーなんです。まさしく。

ティッシュペーパーにいくら水を染み込ませても、放っておくとすぐに乾いてパリパリになるでしょう。それと皮剥け肌は同じ状態。

皮剥けするほどの乾燥肌は保湿じゃ追いつかない

だから保湿しても保湿しても、結局は肌水分量が上がっては下がってのジェットコースター。

保湿する度に肌に触れる回数が増えるし、肌水分量の蒸発を繰り返す度に、保湿すればするほどに乾燥が悪化してきます。

皮剥け肌を治そうと努力していることが、結局悪化させていることにもなります。

皮が剥けるほどではない、普通の乾燥肌なら、肌に湿り気を与えることで肌水分量の蒸発が治まる時間が伸びます。

肌水分量の減少にブレーキがかかれば、肌細胞の生まれ変わりが正常化するため、セラミドもより多く作られるようになって乾燥が改善されます。

ワセリンが乾燥肌にいいとされるのは、ヒアルロン酸などと違い、物理的に強力で落ちにくい皮膜を作るため、長時間水分蒸発を抑えるからです。

万能ワセリンは実は万能じゃない

だったらワセリンで乾燥皮剥けが治まるかというと、そういう人もいればダメだったという人も多いです。

その理由に、ワセリンは一度塗ると38℃以上のお湯じゃないと綺麗に落とせません。そのため、女性は朝にしっかりと洗顔をしてからメイクをすることになり、結局その洗顔がセラミドを減少させてしまうこととなり、本末転倒になるからです。

だからワセリンでケアするなら、もう集中してワセリン治療を行い、メイクなどは完全に辞める必要があります。

メイクをする女性でもできる乾燥皮剥け対策

これが、乾燥肌による皮剥け肌症状がなかなか治らない原因のいろいろです。

では何かせめてできることはないかというと、女性の場合はかなり困難でしょうが、まずお化粧はしないことです。

そして洗顔もできるだけ簡単に短時間で行い、できれば水・ぬるま湯洗顔にすること。

そしてワセリンで保湿。

を続けていけば、理屈上は皮剥け症状は治まるでしょう。

しかしそれができない人のほうが大半です。

だったらどうするか?考えられるのは以下の方法です。

泡立ちがいい洗顔料は逆に皮剥け原因になるかも

まず、洗顔とクレンジングは、セラミドを落とし過ぎない洗顔料に変えます。

本当は洗顔に関しては水・ぬるま湯洗顔がいいのですが、なかなかそれが実践できない女性が多いので、妥協としてこのような方法もありでしょう。ただ洗顔料を使うのは夜だけにして、朝は水・ぬるま湯洗顔にするべきです。

洗顔に関しては泡洗顔がいいとされますが、泡洗顔にはデメリットもあり、泡のマイルドな感触のせいで長く洗ってしまい、セラミドが減少しやすい洗顔方法になることがあります。

むしろ、泡立ちが悪いシンプルな洗顔石鹸のほうが皮剥け乾燥肌には優しいくらいです。全く泡立たないクレイ洗顔でTゾーンだけ洗うといった方法でも良いでしょう。

保湿化粧品はセラミド系がベスト

洗顔後の保湿ケアは、角質層の中で保水する成分が含まれたものがベスト。

一般的なヒアルロン酸やコラーゲンは、皮むけして薄くなった角質層にはあまり力を発揮しません。試してみましたが持続性が乏しくて、何度も塗り直したくなります。

やはりセラミド不足が原因なのですから、素直にセラミドを補うのがベストです。

もしくはそれに類似した機能を持つ成分です。

セラミドは角質層の隙間に入り込んでいき、ヒアルロン酸などと比べて浸透しやすくて肌に自然に馴染み、長時間維持されるため、何度も塗り直すなどの刺激リスクも避けられます。

夜に保湿して朝起きても、ヒアルロン酸のように「保湿される?」という感覚はなくて、非常にモチっとした保水感が残っているのが分かります。この持続力が肌の生まれ変わりをしっかりと後押し。セラミド増加を助けてくれます。

敏感肌に使えるかどうかより、ブランドが徹底しているかどうか?

あとは刺激性についても注意。

「敏感肌にも使えますか?」

という質問は、保湿化粧品のメーカーに非常に多い質問です。

その場合、どこのブランドでも、「刺激がないことは各種検査しているが、肌質によるので目立たない部分で試してみてほしい」といった回答になります。

普通の乾燥肌なら、一応刺激性について注意しているブランドならそんなに問題は起きないでしょう。

しかし、乾燥がひどくて皮がむけているような肌の場合、いわゆるバリア機能がほとんど崩壊しているような状態。下手すると水でさえもしみるような人もいます。

なので肌に付けるものは、それなりにこだわって作られているものがベスト。そうじゃないと余計に肌が汚くなります。

今や敏感肌にも使えますなんて触れ込みはあって当たり前。もし保湿化粧品を選ぶなら、さらにもう一歩踏み込んだ安全性への取り組みがあるブランドにしましょう。

敏感肌専門ブランドのセラミド系保湿化粧品

いくつかある敏感肌専門ブランドの一つ。その中でも角質が薄くなった人のバリア機能を守る特許技術が採用された唯一のブランドです。

角質が薄い肌をカバーしつつ、ヒト型ナノセラミドで肌の保水機能をサポート。浸透性の高いナノセラミドで角質層をくまなく水分プールで満たします。

セラミドをできる限り失わない洗顔料とクレンジングもラインナップ。今までの洗顔・クレンジングよりマイルドであっさりしているため、最初は不満に思うかもしれません。しかしトライアル期間中でもその良さに気づくはず。

ペラペラの肌からモッチリした奥行きのある肌が一晩で実現。朝の肌の調子がモチモチになる体験ができます。その割にベタツキ感がなくて非常に使いやすいのが特徴です。

こんな人に!

かなり肌が弱っていてガサガサ
ちょっとしたことで肌がピリピリしたりしみる

つつむと同じブランドのエイジングケアラインがアヤナスです。

エイジングケアなのに敏感肌専門ブランドという異色の内容で、これまで他のエイジングケア化粧品が全く使えなかったという人に大好評です。

乾燥がひどい部分が一部で、目の周りとか口の周りなどの衰えが気になるならこちらでケアしてみるのも検討するべき。刺激性を徹底的に排除しながら、コラーゲン生成サポートに糖化現象(茶クマ、くすみなどの原因)への対応、シワやシミなどの温床となる微弱炎症への対処など総合的なケアができます。

つつむよりテクスチャーは少しあっさり目。それでも1日持続するモチモチ感はバッチリあります。同成分で日中の乾燥、肌への刺激を守りながら綺麗に仕上げるアヤナスBBクリームも同時使用される方が多いです。

こんな人に!

ひどい乾燥が一部分など限定的
ハリ感、くすみが気になっている

こちらは敏感肌が使える美白保湿化粧品です。ただの美白ではなくて、つつむやアヤナスと同じく、弱い肌をバリア機能で守りつつ保水力をアップ。その上で美白もしてしまおうというものです。

当然ですが漂白作用のあるハイドロキノン系は入っていません。さすがにこれは刺激が避けられないので使えません。

しかし、高い還元力を持つ成分と、角質層の立体感を生み出す透明感アップセラミドを強化するなど、みずみずしい自然な美白を叶える内容。肌の落ち着きを取り戻しつつ透き通った感覚を生み出すことができます。

テクスチャーは一番軽めであっさり。それでいて他の保湿専門化粧品よりもっちり感は上。夏場でも快適で気持ちいい内容です。

こんな人に!

ガサガサ具合が軽め
とにかくあっさりしたテクスチャーが好み

敏感肌専門ブランドと同等の保湿化粧品

敏感肌専門ブランドではないものの、その刺激の無さ、保水力の高さで実績のあるブランド製品を紹介します。

日本で発明された唯一の医薬部外品保湿成分ライスパワーエキスNo.11を配合したクリームです。

ライスパワーエキスNo.11は国産米から作られる発酵抽出成分で、セラミドを増やし肌水分量を改善させる機能があります。

余計なものを配合しなくて、このライスパワーエキスだけで十分な満足感が得られるため、非常にあっさりしていて嫌な感覚が残らない、とても使いやすいクリームになっています。

そのためクリームを嫌がる小さな子どもや、乾皮症に悩むお年寄りにも好評。この成分作用の良さはテレビ朝日やNHKなどで紹介され、アトピー肌の人の保湿にも使用されるなど利用者がどんどん広まっています。顔だけじゃなくて体全体に使えます。

こんな人に!

顔だけじゃなくて体の乾燥皮剥けが気になる
アトピー体質など肌に元々問題があるほど弱い

敏感肌専門ブランドとうたってはいませんが、ほぼそう言えるブランド。シンプルなケアながら製薬会社と練りに練った内容で、配合成分の質と量はピカイチ。余分なものが極力排除されていて安心。

クレイ洗顔、化粧水ともに非常に水分感が高いのですが、刺激性は本当に感じられず、仕上げは美容液なので最初から最後までみずみすしさでいっぱいになります。

クリームなしなので皮剥けにはどうかと思うでしょうが、むしろその伸びやすさのおかげで肌角質を痛めずにしっかりと落ち着けることができますし、バリア機能に重要な種類のセラミド配合で、しっかり1日肌を保水してくれます。

使用している水分にダマスクローズを使用。これは女性のめぐりを整えるもので、特に寝ている間の自活美肌力を助けるので、荒れた肌を回復させる手助けとなってくれます。

こんな人に!

クリームが苦手
シンプルケアで済ませたい